資料室1:省エネルギー基準
環境対策・省エネルギーとガラスの関わりについて基準や資料を紹介します。
京都議定書
地球温暖化を防ぐため、先進国に二酸化炭素などの温室効果ガスの排出削減を義務づけた国際的な合意文書のことをいいます。1997年12月に京都で開かれた「気候変動枠組み条約第3回締約国会議(COP3)」で採択されたため、こう呼ばれています。
先進国全体で、2008~2012年の5年間の平均排出量を、1990年に比べ5.2%減らすことを約束しています。地域別には、EU全体で8%、米国で7%、日本は6%削減が求められています。
二酸化炭素の排出を抑えるためには、エネルギー使用量を削減することが必要です。住宅の断熱化、複層ガラスの採用は地球温暖化を防ぐことにも役立っているのです。
次世代省エネルギー基準と住宅性能表示
- 次世代省エネルギー基準とは?
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増え続けるCO2排出の抑制と、暖房や冷房のために必要なエネルギーの消費量を従来より約20%削減することを目標としたもので、1999年3月に経済産業省と国土交通省の告示により定められた基準です。
これは1997年に採択され2005年に発効した「京都議定書」の中心となるCO2などの温室効果ガスの削減目標を具体化していくための基準でもあります。
また、「住宅性能表示制度」における「温熱環境性能」の評価のベースにもなっています。
- 温熱環境性能とは?
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冷暖房に使用するエネルギーの削減のための断熱化等による対策の程度を評価します。
冷暖房の効率を向上させるためには冷暖房機器自体の性能を向上させることも重要ですが、ここでは機器類については評価対象とせず、住宅の構造躯体の断熱・気密措置などの住宅本体の効果について評価の対象としています。
- 住宅性能表示制度とは?
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これまで住宅取得者にわかりづらかった「住宅の性能」について、共通の「ものさし」をつくり、比較しやすくするための制度です。
住宅を客観的に評価する基準が生まれ、その基準に基づいて「住宅の性能」が表示されるため、マイホームづくり・選びを考える時、「住宅の性能」をしっかりと知ることができるようになりました。
- 省エネ建材等級とは?
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2007年12月28日、省エネ法(エネルギー使用の合理化に関する法律)第86条に基づき告示された、一般消費者への窓・ガラス・サッシそれぞれの断熱性に係る品質情報提供のための表示です(2008年4月1日施行)。
ガラスの省エネ建材等級はJISの断熱性能区分に基づいた4区分とされ、断熱性能の等級は「★マーク」の数で表示され、数が多いほど断熱性能が高いことを示します。
(「省エネ建材等級」の★★★★と★★★は、これまでの板硝子協会・全国複層硝子工業会による自主表示・管理の「省エネ等級」★★★に該当します。)
エコガラス
- 『エコガラス』とは?
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私たちの住宅の大きな割合を占める窓ガラスは、光や風だけでなく、室内外の熱も通しています。窓辺が夏暑く、冬寒いのは、窓ガラスが熱の通り道になっているからです。
エコガラスは、窓から出入りする熱を伝えにくくし、冷暖房の効率をアップさせることで、電気をつくる際に発生する二酸化炭素(CO2)の削減に貢献できるガラスです。
- 『エコガラス』のしくみと働き
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【夏の遮熱】
特殊金属膜が太陽の光を遮断し、外の暑い空気を室内に入れません。窓辺が暑くなるのを防ぐうえ、少ないエネルギーで冷房がよく効きます。
【冬の断熱】
複層ガラスの特長である断熱効果に加えて、特殊金属膜の働きで室内の暖かい空気を外に逃がしません。窓辺が寒くなるのを防ぐうえ、少ないエネルギーで暖房がよく効きます。
このように、『エコガラス』を使用すると冷暖房のための電気の使用量が減るので、発生する二酸化炭素(CO2)が削減されます。
『エコガラス』は、地球温暖化の防止に役立ち、より快適で経済的な暮らしをもたらすガラスなのです。
※ご注意
『エコガラス』は、国内の建築用板ガラス製造メーカー3社(旭硝子・日本板硝子・セントラル硝子)が、基準を満たす自社製品に共通して使用する呼称です。『エコガラス』と同等の性能をもつガラス全てを表すものではありません。
エコガラスについて詳しくはhttp://ecoglass.jp/をご覧ください




